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工場日記


 新機構の紹介をしようと思います。これから各メーカーさんも装着されるのではないかと思われる物です
それが TPMS です。 なんじゃいそれ?・・・ですよね!!

  TPMS(タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム)

 とは、タイヤの空気圧を常に監視するシステムでヨーロッパや欧米では装着が
義務付けられております。リアルタイムでタイヤ空気圧をモニタリングするシステムです。構造はセンサーユニット(空気圧を測定し無線にて発信する装置)付きエアーバルブ(タイヤの空気を入れる所)
が検出した空気圧を無線で車両コンピューターに飛ばし表示するシステムです。それによりドライバーさんは常に空気圧をチェックすることが出来、未然に危険回避が可能になるわけです。
現在の日本車では日産GT-R、フーガに、この機構が装着されています。

今回、GT-Rにお乗りのお客様のスタッドレスタイヤを夏タイヤに履き替える
作業がありましたのでご紹介させていただきます。



デジカメを用意している間に、スタッドレスタイヤは外されていました(笑)



お客様は夏タイヤ純正ホイール付きとスタッドレスタイヤ純正ホイール付きの
合計8本お持ちになっていますので履き替え作業時には毎回各タイヤごとに空気圧センサーID番号を車両のコンピューターに登録する必要があります。。

そこで登場するのが写真左側のTPMと写真右側の故障診断機です。
今回はスナップオンのMTG2000という診断機を使用します。
余談ですが診断機にも特徴がありまして当社では3台の診断機を用意しております。
現代のお車はエンジンチェックランプ(不具合警告ランプ)が点灯し不具合をドライバーさんに伝えます。
修理には、この診断機がないとお車のどこに不具合が発生しているのか確認する事が出来ませんし正しい診断および修理も出来ません。
 不具合等ありましたらスタッフまでご相談下さい。



まず診断機を車両に繋ぎます。



診断機よりGT-Rを選択し作業サポートよりタイヤ空気圧を選択。





スタッドレスより夏タイヤのホイールに履き替えると下記のようにすべてのホイールのセンサー登録が×(バツ)になっておます。





このようにTPMをエアーバルブに近づけ登録を4本指定された順番に行います。
登録が完了しますとハザードが点滅し登録完了を知らせてくれます。



ID登録完了!!
メーター内のインフォメーションも消えました。




この通りタイヤ空気圧情報としてモニターに表示されました。

 安全で便利な新機構ではありますが不用意にアルミホイールの交換も出来なくなってしまいました。
 車を楽しむという事に関しては、ちょっと寂しい感じもしますね。



 過去の工場日記


工場日記 新車ジムニー改造編 (クリックして)

工場日記 ジムニー足回り、外装編

工場日記 RX-8編


工場日記 ジムニーJA11 エンジン、外装編

工場日記 ジムニーJA22 足回り編


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